2020年秋、楽天ショップcawaiiさんのYouTubeチャンネル
の企画に参加させていただきました。
その時の気持ちを振り返りながら、時系列で書いていってみようと思います。
その⑱。
1つ目のコーデ。です。
洋服を着る前に、ヘアのセットと、メイクをしてもらいました。
コーデを決めるのは、スタイリストの三好さんでしたが、ヘアメイクはそちらのプロにお任せということで。メイクがスタートしてしばらくは、2人だけの時間でした。
「緊張してませんか?」「寝られましたか?」と声をかけていただき。子どもの話とか。ぽつぽつと、話しながら…メイクがすすみました。眼鏡を取っていたので、意識もぼんやりとしていたのもあり、少しリラックスできたと思います。
アイシャドウは、オレンジを使いますよ、と見せてもらいました。
ベージュ、ブラウン、ゴールドは使っても、オレンジのアイシャドウを選ぼうとも思わなかった私でした。
1つ目は、スタイリストさんの一押しのコーデ。
トップスは、自分では絶対に選ばない色のニット。でも、プロが似合うと言っているのだから間違いないのだろうな。
スカートは、身長166センチの私が履いてもだいぶ長い丈。柄入りのベロアと、シャカシャカした素材が組み合わせられた、着こなすには少し難しそうなデザインのものでした。
「おしゃれ迷子」というキーワードも出てくるような40代女性ですが、そもそも私は何が素敵なのか、似合うのか、分からなくなっていました。魅力を感じる芸能人もいませんし、周囲にそんな素敵な女性もいませんでした。洋服を見ても、すごくいいな、とか着てみたいな!という感情も、あまり湧き上がってこないような、そんな私でした。
ヘアメイクを一通り終えて、服を着て。
似合うのか、どうなのか、不安なまま…。撮影のために、指示されたとおりに動かないと、と思っていました。
夫と娘が、椅子に座って待っている部屋に、私がドアを開けて入り、ご対面。という流れです。
どういう表情で、家族に会えば良いのか、戸惑いながら、落ち着かない気持ちのまま。ドアを開けると、夫は驚いて「違う人が来た。」と。
褒めているのか、受け入れてくれたのか、なんだか良く分からない感想で(笑)
娘も、人見知りで、表現語彙も少ないので、大した感想もくれず…。
私としては、ビミョーな反応だなあ、「撮れ高」としてどうなの?とガッカリしたのですが、何だか開き直った気分になりました。あと2パターン着るけど、何を言われてもどう思われてもいいや!と。自分が楽しめればいいかな!と。