「何が目的かをおさえて、肚落ちさせる」練習をさせてもらっています。
この練習をもとに、
「自分の大切なものや考えが何か、を瞬時に感じ、それに基づいた行動ができるようになる」
ここへ繋がると思っています。
↑これだけ書くと何のことやら?!
ここ数年、対人(または対家族)の支援をさせていただく機会がたくさんあります。
回数で言えば、週に4~5回ほど。
今年度は、失語症者向け意思疎通支援者養成講習会に参加しているので、その実習も。当事者の方とお会いしたり、講習生ながらも支援させていただく立場です。
それ以外にも、要約筆記者や、ファミリーサポートセンターの提供会員として、困り事を抱えている方への支援の場がたくさんあります。
意思疎通支援では、
聴覚障害者の困り事(聞こえない、聞こえにくい)と、
失語症者の困り事(聞こえるが、理解できない。言葉を発するのに時間がかかったり誤りがある)は
異なります。
それぞれ、講習会では技術を学ぶのですが。
技術以上に、その目的を理解すること。
自分の身体に、体感覚として染みつかせることが大事だなと、感じました。
支援の目的がインストールされていれば、
その場で臨機応変な対応ができるはず。
教科書で学んでいないことも、考えられて、行動に移せる。
他者への充実した支援は、自分自身が快調でなければ、難しいです。
自分の体調不良や気分を敏感に察知して、
そのケアをしてあげる。
自身の、些細な違和感を見つけられるからこそ、
他者のすみずみまでも目が向けられるのでしょうね。
また別の話で。
最近、困り事があったとき、
うまく解決できることもあります。
(できないこともあります。泣きたくなることも)
そんなとき、一番上の方に浮かんでくる問いは
「何が大事か?」
なんですね。
👩『神様、AとBの選択肢、どちらがベスト?』
👼『Aだよ~』
というような、直接的な言葉が降ってくるわけではありません。
でも、どこをどうしたいのか。何が大事なのか。
それを整理していくと、自分の居心地の良いゴールへたどり着けることが増えてきました。
もしかしたら、
この感覚をくり返していくと、
「子どもは親の背中を見て育つ」
がうまく達成できそうだな~ なんて思った秋の連休でした★