はてなブログの特別お題キャンペーンのお題「#この1年の変化」。
この一年を振り返って、わたし自身どんな変化があったのかを探ってみようと思います。
まずはじめに、一年前を振り返ってみる。
息子の中学受験が終わってちょうど一年経った頃でした。
今年の動向はどんなだろう?と学校のWebサイトの出願状況や、模試センターが出している偏差値表みたいなのを割と見ていた気がします。
私自身は、地域の手話講習会の受講の年度終わりを迎えようとしていて、閉講式のスピーチを考えていたと思います。
昨年度は、ボランティアをはじめたり、水泳や書を再開したり『自分のために!』と生きる第一歩を踏み出したそんな年でした。次年度の2020年度に向けて目標や方向性を考えようとしていた、一年前だったと思います。
と、しているうちに我が家の子供たちが通う学校は休校になりました。
春休みが少し早く始まり、だらだらと先の見えない子供たちとの生活…
うんざりでした。朝の家事を終えるとスマホを持ってベッドルームに逃げ込み、12時頃に仕方なく起き出す。それは昼食の支度のために。
「何となく都会に出かける」という楽しみも奪われ、今年度の手話講習会も申し込み後に休講が決まり、スーパーマーケットへも行きたい時間に行けない。
ごくささやかな欲望だと思うけれども、それすらも叶わないとなると、自分がどうしたいのか?という根本的な欲求までもがなくなっていまったようでした。
ちょうどそれは、乳幼児の子育て期間にいたわたしのようでした。
かがんだとき裾を踏んでしまうからマキシ丈のスカートは履きたくない。
靴はだっこしたままでも足がサッと入るスリッポンが楽。紐があるスニーカーなんて無理!
お腹が減っても、食べたいときには食べられない。
「何を着たいのか」「何を楽しみたいのか」なんて自分の気持ちはどこにもなかった気がします。
そして、まさにコロナ禍のわたしもそんな感じでした。
子宮筋腫の治療でようやく痛みが落ち着いてきたころ、出掛ける口実が欲しくて応募した企画に当選して、自分を見つめ直す機会をもらいました。
ファッションは、「何が流行っているのか」「何が似合うのか」だけではなく
「自分は何を着たいのか」「自分がどう見られたいのか」で、自分が主役じゃないと意味がないんだと気付きました。(勿論、「流行りの服を着こなして周りからオシャレだと思われたい!」という自分がいるなら流行りを追いかけるのが正解ですよね)
ファッションだけでなく、人間の生き方全般として、自分がどうなりたいのかを見つめ、なりたい自分になる&なろうとしている人が輝いているのだな、と感じました。
そんなことを考えているうちに、先日俳優の佐藤健さんの新CMの件がTVで話題になっているのを見て、まさにこれだ!と確信を持ちました。
「いわゆる、流れとか、流行りとか時代に乗っかっていくよりも“(自分で)時代を作っていくやつが1番かっこいいよね”ってことだと思うんですけど自分がなりたい自分になれるように生きていくのがカッコいいのかなと思います」
わたし自身が時代を作っていく・・・なんて大きな野望はありませんが、2021年度はこの精神で突き進もうと思っています!