私には中学生・高校生の子どもがおります。
毎日、元気に・楽しく学校に行けていれば、成績とか、何でもいいのにね、と思うんですけど・・・
大昔の、今から30年以上前、学校に行けない状態って「登校拒否」って表現されていましたよね。
そのときの、多くの原因って「いじめ」だったんじゃないかなあと思います。
私が通っていた学校は割と偏差値が高い私立の学校だったんですが、高1の2学期の途中で辞めてしまったクラスメイトがいました。
受験勉強も大変だったと思うんですが、入学して、数か月ですよね。真相は、良く分からないのですが、いじめられていたとか。本人がそう感じていたみたいです。でも、同じクラスの中で、私はいじめが起こっていたとは、感じられませんでした。
また別の話で、小学校でいじめられていて、学校に行きたくない、自殺もしようかと考えていた子も。親には学校に行かなきゃダメ、と言われ、叩き起こされ、無理やり行っていたようです。
しかし。
今の、特にコロナ禍の、「不登校」の原因って、そんなに簡単なものじゃないようですよね。
勿論、子ども本人や、その周囲の環境にも原因はあるようですけれど…
LINE登録とか、メルマガ登録とか、色々情報を集めて感じたことがあります。
「親が変われば、不登校が解決する」
ホントかなあ…
でも、こう発信している人が非常に多いです。単にコミュニケーション方法を変える、とかではなく、親が自分自身の人生を生きることが大事、と。
いやいや、私の知り合いで、お母さん自身が超絶！自分の人生を突き進んでいるような人で、お子さんが不登校の人、います・・・。そのレベルじゃまだまだ足りないよ、と子どもは感じているのかもしれませんね・・・。
私も、数年前はこう思っていました。
子のケアをする労力が大変→→だから自分自身のやりたいことはセーブしなきゃ。
当時、子の状態が不安定で、一歩間違えば学校に行けなくなる。そう感じて、困ったなー、自分の自由がなくなるなー、嫌だなーと思っていたのでした。
今、不登校児（ではないけれど、同じ環境で卒業は無理だろうなーという。）を抱えてみて、自分のやりたいことを諦めようという思考にはなっていません。どちらかと言うと、色々とやることを消化していくために、どうやってエネルギーを上げていくか？
もっと力があれば、やれる。
そんな風に思えています。
ただ、本当に自分がやりたいかどうか、の見極めはじっくり問いたいと。
心に引っかかることは、無理してやらなくていいのかなあと。思っております。
